2016-07-03 Sun
朝から小雨が降り始め、午前中に計画していたあわじ花さじきの散策は無理そうです。
プチホテル山のオーナーに相談すると、渦の道を
紹介してくれました。
大鳴門橋の下に遊歩道が整備されていて
渦潮を真上から見ることができるそうです。
大鳴門橋は前回の四国の旅の時に渡ったことが
あるのですが、そんな絶景スポットが橋の下に
あるとは知りませんでした。
渦の道は、鳴門公園の大鳴門橋架橋記念館エディ
の近くにあります。
平日で天気も悪いことが幸いし、一番近い第一
駐車場に駐車することができました。
まずは、歩道橋から大鳴門橋をバックに記念撮影

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駐車場から5分程で、渦の道に到着しました。
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入場料は大人500円で、ペットは抱っこするか
バッグやケージに入れれば同伴できます。
橋の下はこんな構造になっていました。


450m先まで遊歩道が整備されています。
なお、両サイドがフェンスのため、風や雨が
横から吹き付けます。

途中4か所ほどガラス床が設置されています。
高さ45mから覗き込む激流はスリル満点です。

450m先が渦潮発生の場所です。
眼下には、既に、渦潮観光の遊覧船が2船
きていました。


ライブで真上から見る渦潮は迫力があります。

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ゆずも見入っていました。

こちらにもガラス床が設置されていました。
この床からの激流が一番スリルを感じます。

ゆずを床におろしてあげると、別に怖がる
こともなく、興味深く覗き込んでいました。
ゆずは勇敢?それとも鈍感?


潮が最も動く大潮の前後を狙って、一度
訪れてみてはいかがでしょうか。
(続きます)
渦の道
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2016-02-23 Tue
淡路島から「桃太郎」さんに戻る途中、ケビンパパの願いから、鳴門西PAに立ち寄り
ました。

PAの裏手には、ドイツ兵の収容所跡や慰霊碑等
があります。ドイツ系の会社に勤務していた
ケビンパパがどうしても礼拝したいということで
した。

PA駐車場の裏手の門から外に出て坂道を下ると
この池に出ます。

ここは、赤十字ゆかりの地でもあるようです。
はじめて知りました。

板東俘虜(バンドウフリョ)収容所の松江所長の
精神こそが赤十字の人道精神なのですね。
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この池の下が、板東俘虜収容所の跡地です。
板東俘虜収容所では、第一次世界大戦期に
青島で日本軍の捕虜になったドイツ兵4,715名
のうち約1,000名が収容されていました。
今では大晦日に日本の各地で演奏される
ベートーベン交響曲第9番ですが、ここが
日本で最初に交響曲第9番の全曲が演奏
された地なのです。
ドイツ兵11名のお墓です。
合掌礼拝しました。

ドイツ兵87名の俘虜慰霊碑です。
合掌礼拝しました。

当時、どこの俘虜収容所も劣悪な環境にあり
ましたが、板東俘虜収容所だけは、会津出身の
松江所長の方針で、ドイツ人俘虜は、極めて
人道的に扱われ、パン作りや音楽などを通して、
地元の人々と交流を深め友情を育んだそうです。
特に音楽については、いくつものオーケストラ
や吹奏楽団が組織され、1918年6月1日に
日本で初めて、交響曲第9番が演奏されました。
このエピソードは、2006年に「バルトの楽園」
として東映が映画化しました。
その後、鳴門市とドイツとの友好関係の証として
ドイツから菩提樹30本がこの地に寄贈されました。

旅から戻って、BSのTVニュースを見ていたら、
鳴門市は、第九演奏100周年となる2018年
に、板東俘虜収容所をユネスコの記憶遺産に
登録すべく申請準備を進めているそうです。
ユネスコの記憶遺産に登録されることを
心から祈念致します。
今回は、収容所の当時の写真や資料が残る
ドイツ館(高速道路の反対側に所在)には立ち
寄れませんでした。次回は、一般道を使って
是非訪れたいと思います。
(続きます。)
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