トイプードルとリゾートでスローライフ ペット同伴旅:島根県
 
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Author:kevinlilas
2.3kgのタイニーサイズのトイプードル「ゆず」(現在17歳)との日常生活を綴っていきます。
ペット同伴の旅行・お出かけやペット同伴可能なカフェの情報とともに、お気入りのワンちゃんグッズなども併せて紹介します。

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出雲大社:祈願、祈願そして祈願
出雲大社の参拝には、古代出雲歴史博物館の
駐車場が勢溜(せいだまり)の大鳥居に近く
広くて無料で便利です。
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参拝の前に勢溜の大鳥居前にある“おくに茶や”
でお蕎麦をいただきました。
入口横のあずまやは、ペット同伴が可能です。
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(“おくに茶や”は、地元で愛されている
ぜんざいと出雲そばのお店です。)

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人気の三色割子を美味しくいただきました。
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まずは、勢溜の大鳥居の写真から
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ゆずは、勢溜の大鳥居の端から入り
ました。
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松の参道が続きます。
中央は神聖なところで、神様と皇族だけが
歩くことを許されています。
左側を進みましょう。
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ゆずは足取り軽く歩いていました。
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松の参道の左手に、縁むすびの碑(いしぶみ)
を見つけました。
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ゆずはウサギさんと記念撮影
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銅鳥居手前の右手にあるムスビの御神像です。
修行中であった大国主命が荒波に載ってやって
きた「幸魂・奇玉(サキミタマ・クシミタマ)」という魂に
よって神様として尊敬される知識・教養を身に
付け、「ムスビの大神」になるという話を再現
しています。
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銅鳥居をくぐって左手には学業の神牛と安産の
神馬の銅像があります。
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写真は、学業に御利益がある神牛です。

いよいよ拝殿です。
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お賽銭は投げいれず、静かに落とすように
入れましょう。なお、二礼四拍手一礼です。
美保神宮に引き続き、「息子の良縁と、ゆずが
プードルの長寿のギネス公認記録を健康のまま
更新できるように」と祈願しました。

更に奥に進めば、正真正銘の本殿です。
こちらでも同じ祈願をしました。
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神様は、西を向いて鎮座されているので、
本殿の西側にある参拝所でもう一度拝礼します。
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沢山の絵馬が奉納されています。
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更に、末社十九社でも祈願しました。
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末社十九社は、神有月(11月)、全国から
出雲大社に来られる八百万(やおよろず)の
神様が宿泊される場所です。
神様が去った後は扉が閉まっていますが、
八百万の神様に通じるところであり、礼拝
しましょう。

国宝の御本殿は、高さが24mあります。
古代は49mもあったそうです。
なお、御本殿には入れません。
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(写真は、西側裏手から見た御本殿と筑紫社です)

御本殿の西側から裏に回ると登録有形文化財の
彰古館(しょうこかん)があります。
中には、沢山の大黒様や出雲大社の模型などの
資料が展示されています。
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裏側中央付近には、2004年に重要文化財に指定
された素鵞殿(そがのやしろ)があります。
御祭神はヤマタノオロチを退治した須佐之男命
(スサノオノミコト)です。
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出雲大社の主祭神は創建当初から大国主命です
が、鎌倉時代から江戸時代初期までの間は、
武勇の誉れ高い須佐之男命が主祭神だったそう
です。
武士中心の社会だったからなのでしょうか?

裏側の東の端には文庫(ふみぐら)があります。
一般的に文庫とは古文書等を保管する場所
ですが、内部を閲覧することはできず、
一体何が収まっているのか不明です。
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神楽殿には、大きなしめ縄がかかっています。
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ゆずもあまりの大きさにびっくりして
固まっていました。
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ペット同伴旅:島根県 | 13:21:10 | トラックバック(0) | コメント(0)
美保神社:恵比寿様の総本宮
島根県美保関にある美保神社は、全国3,885の
恵比寿様の総本宮です。
恵比寿様は、漁業・商業を始め広く生業の
守護神であり、商売繁盛の御利益があります。
また、美保神社に祀られている神様は、
出雲大社の大国主命の子(恵比寿様)と
妻(三保津姫命)だそうで、両方お参りすれば
御利益が更に増し、願いが叶いやすくなると
言われています。
なお、参拝方法は、出雲大社が2礼4拍手1礼
ですが、美保神社は他の多くの神社と同様に、
2礼2拍手1礼です。


漁港の駐車場に車を止めただけで神聖な
空気を感じます。
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遠くに大山が見えます。
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まずは常夜燈をバックに記念撮影です。
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一ノ鳥居です。
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参道を進むと二ノ鳥居の手前右手に、廻船問屋や
北前船の船主等が浄財を出して掘った廻船御用水
通称「おかげ井戸」があります。
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昔ひどい干ばつに見舞われた際、宮司が
美保大明神に雨乞いをしたところ、お告げが
あり、井戸を掘ったらコンコンと水が湧き出し
人々は助けられました。
そこで「おかげ井戸」と名付けられたそうです。

二ノ鳥居の前でゆずの記念撮影です。
ゆずは小さすぎて、まるで豆のようです。
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ここで清めてから本殿に向かいます。
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本殿に近づくに従って神聖さが増していきます。
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回廊には、大鼕(おうどう)が置かれています。
1858年にけやきの大樹をくり抜いて製作された
大きな太鼓で、昔は鳥取城で登城の時を知らせる
太鼓として使用されていたそうです。
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大鼕とゆずのツーショット。
ゆずは、結局こちらを向いてくれませんでした。
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振返って見上げると般若がゆずを見ていました。
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本殿は、総本宮にふさわしい荘厳な造りです。
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「息子の縁結びと、ゆずがプードルの長寿の
ギネス公認記録(28年218日)を健康のまま
更新できるように」と祈願しました。
(参考)因みに、長寿世界一のギネス記録は
ラブラドールの29年193日です。

本殿の右手奥には、若宮社、今宮社と秘社が
合祀されています。(糺社御同座中というお札が
かかっていました。)
こちらでも同じ祈願をしました。
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鳥居の横から延びる250mの青石畳通りは、
大正レトロが漂います。
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通りの両側には、幾多の文豪が愛した老舗旅館、
北大路魯山人がその味を絶賛したという老舗の
太鼓醤油店をはじめとするお店、旧家が並びます。
まるで大正時代にタイムスリップしたようです。
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与謝野鉄幹・晶子夫妻、高浜虚子などの文人・
墨客が宿泊した「福間館」は、1717年創業で
300年続く老舗旅館です。
(写真を撮り忘れました。末尾に福間館の
ホームページへのリンクを貼りましたので、
そちらをご覧ください。)

青石畳みの通りはゆずにとって歩きやすい
ようです。
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ゆずは、ときどき立ち止まりながら、
大正レトロの風景を味わっていました。
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息子の良縁とゆずの長寿の御利益が更に増す
ように、出雲大社も参拝することにしました。

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ペット同伴旅:島根県 | 09:25:38 | トラックバック(0) | コメント(0)
足立美術館:日本美の極みを味わい尽くす
足立美術館は、今回で2回目になります。
前回は帰路の途中で足早に閲覧した程度で
したので、今回はじっくりと日本美の極み
を味わうことにしました。
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ペット同伴不可なので、残念ですが、
ゆずはここまでです。
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ゆずが一人ぼっちになる時間を短縮するため、
息子を含め3人で、時間差で入場することに
しました。

足立美術館は、足立全康(アダチゼンコウ)氏に
よって、郷土への恩返しと島根県の文化発展
の願いを込めて、1970年に創設されました。
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足立美術館は、米国の日本庭園専門誌
The Journal of Japanese Gardening による
庭園ランキングで2003年から連続して
庭園ランキング日本一になっています。
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(2016年の受賞が決まり、現時点では、
14年連続受賞中です。)

5万坪に及ぶ6つの庭園があります。
どの庭園も毎日丁寧に掃き清められ、
常に美しさを保っています。
まずは、苔庭です。京風の趣があります。
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足立美術館のメインの庭園、枯山水庭です。
とても雄大な庭園です。
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亀鶴の滝が遠くに見えます。
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亀鶴の滝にズームしてみました。
高さ15mの人口の滝ですが、迫力があります。
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池庭です。こちらも調和と趣を感じます。
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白砂青松庭は、横山大観の名作「白砂青松」を
イメージして造られた庭園です。
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桂離宮、栗林公園、兼六園等の名庭園を凌ぎ
連続して庭園ランキング1位に選ばれている
理由が理解できます。
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この庭の向こうには、京都桂離宮にある松琴亭の
面影を写して建てたお茶室 寿立庵があります。
苔を愛でながら一服いただけるそうです。


井の頭公園と蓼科湖にもあった北村西望氏の
「将軍の孫」ブロンズ像に会うことができます。
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(北村西望氏は、日本を代表する彫刻家で、
代表作として、5年の歳月をかけて創作した
長崎平和祈念像があります。)

窓枠越しの庭園は、まるで絵画のようです。
しばし見入ってしまいました。
まずは、生の額絵です。管内の大きな窓が
額縁になっている定番スポットです。
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順路途中には、こんな生の額絵も楽しめます。
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生の掛け軸です。床の間の壁をくり抜いて、
庭園が掛け軸の山水画になっています。
ここも人気スポットのひとつです。
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足立美術館は、足立翁が収集した横山大観の
作品(名作の紅葉や白砂青松等120点)を始め、
近代日本画(全1500点)を収蔵しています。
季節ごとに企画展が開催されて、毎回新たな
発見があります。

小茂田青樹、榊原紫峰、川村曼船、菱田春草など
多数の有名な日本画家の逸品揃いで、時間を
忘れて見入ってしまいました。

新館2階には、今後の日本画壇を背負う画家達の
受賞作など纏めて展示されており、それぞれの
豊かな個性が味わえます。

また、北大路魯山人や河井寛次郎らの陶芸
更には、木彫や螺鈿で彩られた漆芸など、
魅力ある美術品が展示されており、見どころ
満載で、1日中見ていても飽きることは
ありません。

なお、美術品の撮影は禁止です。
末尾掲載の足立美術館のホームページを
参照してください。

ランチは、喫茶室大観(水量豊かな池庭に
囲まれた喫茶室)でいただきました。
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お勧めは、数量限定のビーフシチューのドリンク
セットです。
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口に入れるとホロッとお肉がとろけます。

庭園を眺めながらのランチはお腹だけではなく
心も満たしてくれます。
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全員戻ってから、ゆずに思いっきり散歩を
楽しんでもらいました。
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足立美術館公式サイト

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ペット同伴旅:島根県 | 13:49:30 | トラックバック(0) | コメント(0)
松江城下の明々庵:銘菓をいただきお抹茶を一服
明々庵に向かう ゆずの足取りは軽やかでした。
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明々庵はこの階段を登りきったところにあります。
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明々庵は、松江藩第七代藩主で茶人でもある
松平不昧公によって建てられた茅葺き入母屋造り
の茶室です。
東京の松平伯邸に移されていましたが、不昧公
150年忌を記念して、松江城を望む赤山に移築され
ました。
明々庵からは、目の前に松江城が望めます。
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ゆずはこれ以上入れないので、交代で入りました。
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門の向こう側には不昧公も愛でた庭園があります。
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門をくぐると、正面には雪隠及び腰掛待合付中門が
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庭園の延段は古庵「明々庵」の正面入り口まで
続いています。
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中門をくぐると、古庵「明々庵」のにじり口側
に出ます。
茅葺き入母屋造りの茶室は趣と歴史を感じます。
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にじり口から中を覗き込むと、二畳半台目茶室の
床の間に不昧公の直筆による「明々庵」の掛軸を
見ることができます。
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正面入口から茶室の中を見ることができます。
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(参考情報)
明々庵の名前の由来:
禅問答の「明々(メイメイ)たり百草頭(ヒャクソウトウ)
明々たり祖師意」に由来しているそうです。
明々とは明らかなことを言い、百草頭とは
森羅万象を意味します。
「明々たり百草頭」は「目の前に広がる現象
一つ一つが仏法の心理であり悟りである」
という意味だそうです。

この百草亭では、明々庵と庭園を眺めながら
銘菓とともにお抹茶がいただけます。
この日は、不昧公が好まれた三大銘菓である
三英堂の「菜種の里」(上)と彩雲堂の「若草」
(下)をいただきました。
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不昧公の御膝元だけあって、松江には沢山の
銘菓があります。
因みに、三大銘菓のもう一つは「山川」
(紅白の落雁)だそうです。

百草亭から見る庭園はまるで絵画のようです。
ゆったりとした時の流れに心が洗われます。
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この「百草亭」の掛軸の前に座り、心静かに
大変美味しく一服いただきました。
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床の間には、明々庵の名前の由来になっている
「明々百草頭」の掛軸が掛かっています。
床の間の花入れは三島写しの花徳利です。
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静かな明々庵を後にして、大山リゾート
ホテル旬香に向かいました。
(続きます。)

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(参考情報)
不昧公150年忌の記念事業である明々庵の
移築は、島根県知事等を歴任された田部(タナベ)
家第23代当主 田部(タナベ)長衛門氏が中心と
なり実行されました。
また、同氏は田部美術館も設立しています。
百草亭の掛軸「百草亭」と「明々百草頭」は、
同氏の筆によるものだそうです。

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ペット同伴旅:島根県 | 16:38:26 | トラックバック(0) | コメント(0)
松江城下:小泉八雲が見ていた小宇宙
松江城からの眺めを堪能してから、松江城下を
散策しました。
お目当ては、武家屋敷、田部美術館、小泉八雲
(パトリック・ラフカディオ・ハーン)の旧居と
明々庵(メイメイアン)です。
いずれもペット同伴不可のため、順番に交代で
入ることにしました。

まずは、松江城のお堀沿いに武家屋敷を目指し
ました。
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木造の趣がある宇賀橋(ウガハシ)で記念撮影
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堀川沿いは、情緒ある街並みが続きます。
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ゆずも情緒を味わいながら歩いていました。
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武家屋敷は残念ながら2016年10月1日から
リニューアル工事(完工:2018年3月末予定)
に入っていました。
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隣接する田部美術館では、茶人しても知られる
第七代藩主の松平不昧(フマイ)公の愛蔵品や自作の
書、花入れ、茶杓などの自作の品など収蔵され
ています。
しかし、この日は休館日でした。次回入館したい
い思います。

民族学者で小説家・随筆家でもある小泉八雲
の旧居です。
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小泉八雲といえば、耳無芳一、雪女やろくろ首
などの日本各地に伝わる伝説や幽霊話を独自の
解釈を加え文学作品集とした「怪談」が思い出
されます。
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(八雲は松江、熊本、神戸、東京の4つの都市
 に住みましたが、八雲が暮らした当時のまま
 残っているのは、松江のこの旧居だけです。)

門をくぐると、高浜虚子の句碑があります。
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「くわれもす 八雲旧居の 秋の蚊に」
昭和7年の秋に高浜虚子が訪れたときに詠んだ
句だそうです。虚子は一体何に見入って秋の蚊
に刺されてしまったのでしょうか?

 小泉八雲は、蚊が大変嫌いで「人の暮らしを
不快にするために全力で襲来する」と語って
います。また、忌み嫌うべき蚊を題材にした
「蚊」という作品(「怪談」に収録)を執筆して
います。

居間に入ると、屏風が迎えてくれます。
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居間からは西・南・北の三方に手入れが
行き届いた庭園を見ることが出来ます。
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八雲は、朝昼晩と時とともに移り行く庭園の
姿に心を奪われていたに違いありません。
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執筆に没頭した書斎です。
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16歳のときに事故で左目を失明し、右目は強度
の近眼で晩年は右目の視力も衰え、この高い机で
ランプを赤々と灯し、原稿用紙に目を近づけて
執筆を行ったそうです。
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書斎に面して、八雲がこよなく愛した北側の
庭園があります。
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大小様々な自然の石と木々に水が森羅万象を
表現しまるで小宇宙のようです。
しばしこの庭に見入ってしまいました。
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高浜虚子も、この庭に佇んで、蚊に刺された
のではないでしょうか。

この後、松平不昧公ゆかりのお茶室「明々庵」
に向かいました。
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(参考情報)
武家屋敷:大手前駐車場から750m(徒歩9分)
武家屋敷へ

田部美術館:武家屋敷の隣
田部美術館へ

小泉八雲旧居:武家屋敷から150m(徒歩2分)
小泉八雲旧居へ


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ペット同伴旅:島根県 | 17:38:22 | トラックバック(0) | コメント(0)
ゆずも一緒に国宝の松江城天守閣へ
松江城、城下町の散策及び“堀川めぐり”を
楽しむならば、松江城大手前駐車場(松江市営の
有料駐車場、(普通車67台)が便利です。

駐車場の一角にはお蕎麦屋さんがあります。
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暖かい出雲そばを食べてから松江城に入ることに
しました。
この席はペット同伴可能です。
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一見立ち食い蕎麦屋のようですが、お蕎麦は出雲
から取り寄せているそうで、出汁もきいて美味しく
仕上がっています。

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メニューが豊富で迷いましたが、
人気のアツアツの八雲そばを注文しました。
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ゆずは、冷たい風を避けてケージの中で
お利口さんにしていました。
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お蕎麦屋さんの隣は、“松江堀川めぐり”の船の
発着場となっています。
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チケット売り場でペット同伴が可能か否か
聞いたところ、チケット売り場で貸し出すケージ
に入れれば同伴できるそうです。
(持参したケージでは同伴できないそうです。)
貸出し用のケージは中・小型犬用のようです。

風が強く冷たいため、“堀川めぐり”は、桜か
紅葉の季節に来たときのお楽しみとして
とっておくことにしました。

松江城の天守閣は国宝であるにもかかわらず、
ペット同伴が可能なペットにやさしいお城です。
但し、天主閣ではペットを抱きかかえるかケージ
やバッグなどに入れる必要があります。
また、天主閣内の階段は結構急峻ですので注意が
必要です。

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馬溜(ウマダマリ)は合戦の際に城兵が待機する場所で
あり、とても広いスペースになっています。
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ゆずは階段の上りが大好きです。
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石垣も見どころの一つです。
松江城の石垣は、当時の石垣築城集団である
穴太衆(アノウシュウ)を招聘し、築いたそうです。
築城には5年の歳月がかかりましたが、そのうち
3年間は石垣に費やされたそうです。
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チケット売場は、太鼓門跡、三之門跡、二之門跡の
先にあります。

二之門跡のところに、明治天皇の外出仮御所
として建てられた興雲閣(コウウンカク)があります。
木造2階建ての和モダンの建物です。
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あと少しで天守閣です。
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松江城の天主閣は、国内に現存する12の天主の
うち唯一の正統天主閣と言われているそうです。
天主閣をバックに記念撮影
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国宝の天守閣は凛としています。
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いざ、松江城天主に攻め入いらん!!
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城内は最上階の天主を除き写真撮影は禁止です。
籠城用の井戸と生活物資の貯蔵倉庫、攻め入る
敵に石や熱湯を浴びせるための石落し、登城の
時を知らせる大太鼓、桐の階段、甲冑や武具、
貴重な史料、松江城下のジオラマなど見どころが
沢山あります。
(詳細は、松江城のホームページをご覧ください。)

天主からは、松江城下と宍道湖の風景が
広がります。
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ゆずも大満足のようです。
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国宝松江城ホームページ

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ペット同伴旅:島根県 | 16:27:31 | トラックバック(0) | コメント(0)
雪の松江道から宍道湖へ
旅行初日は、中国山地が雪に見舞われ、高速道路
では何箇所も検問が設置されていました。
松江道は雪に覆われ、一部の区間では吹雪いて
いましした。
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日本海側では、どれだけ積っているのかと心配
しましたが、宍道湖SAは全く雪がありません
でした。
展望広場では眼下に宍道湖が望めます。
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宍道湖をバックに記念撮影
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宍道湖大橋のたもとから続く白潟公園に向かい
ました。
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(白潟公園からの宍道湖大橋です。)

白潟公園は宍道湖に浮かぶ嫁ケ島を望む公園で、
遊歩道が整備され、また、夕日の絶景スポット
として知られています。
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公園で一番大きなモニュメントで、記念撮影
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嫁ケ島は宍道湖唯一の島で、嫁いびりにあった
女性がなくなった際に、水神様が島を浮かび
上がらせたという悲しい伝説が残っています。
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遊歩道を県立美術館方面に歩いて行くと、宍道湖
を静かに見つめる2体のお地蔵様に出会えます。
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背の高い来待石(キマチイチ)のお地蔵様が「袖師(ソデシ)
地蔵」で、少し小さい御影石のお地蔵様が
「石灰地蔵」と呼ばれています。
「袖師地蔵」は、船の難所であった嫁ケ島沖で
遭難が度々発生したため、遭難者を供養する
ために建てられました。
「石灰地蔵」は、シジミを焼いて石灰にする
場所に建っていたためその名がついたと
言われています。
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(参考情報:来待石)
来待石とは、宍道町来待地区で産出される
1400万年前に形成された凝灰質砂岩で、
良質な石材として、伝統工芸品である
出雲石灯篭などの材料として用いられて
います。
   
嫁ケ島とお地蔵様は、宍道湖を代表する情景
の1つです。
嫁ケ島とお地蔵様の夕日は、日本夕日百選に
選ばれています。
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(参考情報:駐車場)
白潟公園の駐車場は、10台程度のスペース
しかありません。
(写真:白潟公園駐車場)(小さいサイズで掲載)
満車の場合は次の駐車場が利用できるようです。
①松江市営白潟駐車場(135台)
  公園から約300m離れた有料駐車場です。
②土日祝日おもてなし駐車場
(松江市役所の駐車場)
無料ですが、700m以上公園から離れて
います。
③島根県立美術館(夕日が見える美術館)
公園から約600m離れていますが、美術館の
湖畔側では宍道湖うさぎのオブジェに出会え
ます。湖から2番目のうさぎに触ると幸せ
が訪れると言われていますので、次回宍道湖
に行ったときは、触ってみようと思います。
島根県立美術館ホームページ

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ペット同伴旅:島根県 | 19:23:49 | トラックバック(0) | コメント(0)