2017-06-04 Sun
出雲大社の参拝には、古代出雲歴史博物館の駐車場が勢溜(せいだまり)の大鳥居に近く
広くて無料で便利です。


参拝の前に勢溜の大鳥居前にある“おくに茶や”
でお蕎麦をいただきました。
入口横のあずまやは、ペット同伴が可能です。

(“おくに茶や”は、地元で愛されている
ぜんざいと出雲そばのお店です。)

人気の三色割子を美味しくいただきました。

まずは、勢溜の大鳥居の写真から

ゆずは、勢溜の大鳥居の端から入り
ました。

松の参道が続きます。
中央は神聖なところで、神様と皇族だけが
歩くことを許されています。
左側を進みましょう。

ゆずは足取り軽く歩いていました。

松の参道の左手に、縁むすびの碑(いしぶみ)
を見つけました。

ゆずはウサギさんと記念撮影

銅鳥居手前の右手にあるムスビの御神像です。
修行中であった大国主命が荒波に載ってやって
きた「幸魂・奇玉(サキミタマ・クシミタマ)」という魂に
よって神様として尊敬される知識・教養を身に
付け、「ムスビの大神」になるという話を再現
しています。


銅鳥居をくぐって左手には学業の神牛と安産の
神馬の銅像があります。

写真は、学業に御利益がある神牛です。
いよいよ拝殿です。

お賽銭は投げいれず、静かに落とすように
入れましょう。なお、二礼四拍手一礼です。
美保神宮に引き続き、「息子の良縁と、ゆずが
プードルの長寿のギネス公認記録を健康のまま
更新できるように」と祈願しました。
更に奥に進めば、正真正銘の本殿です。
こちらでも同じ祈願をしました。


神様は、西を向いて鎮座されているので、
本殿の西側にある参拝所でもう一度拝礼します。


沢山の絵馬が奉納されています。

更に、末社十九社でも祈願しました。


末社十九社は、神有月(11月)、全国から
出雲大社に来られる八百万(やおよろず)の
神様が宿泊される場所です。
神様が去った後は扉が閉まっていますが、
八百万の神様に通じるところであり、礼拝
しましょう。
国宝の御本殿は、高さが24mあります。
古代は49mもあったそうです。
なお、御本殿には入れません。

(写真は、西側裏手から見た御本殿と筑紫社です)
御本殿の西側から裏に回ると登録有形文化財の
彰古館(しょうこかん)があります。
中には、沢山の大黒様や出雲大社の模型などの
資料が展示されています。


裏側中央付近には、2004年に重要文化財に指定
された素鵞殿(そがのやしろ)があります。
御祭神はヤマタノオロチを退治した須佐之男命
(スサノオノミコト)です。

出雲大社の主祭神は創建当初から大国主命です
が、鎌倉時代から江戸時代初期までの間は、
武勇の誉れ高い須佐之男命が主祭神だったそう
です。
武士中心の社会だったからなのでしょうか?
裏側の東の端には文庫(ふみぐら)があります。
一般的に文庫とは古文書等を保管する場所
ですが、内部を閲覧することはできず、
一体何が収まっているのか不明です。


神楽殿には、大きなしめ縄がかかっています。

ゆずもあまりの大きさにびっくりして
固まっていました。

僕の顔をポチッとよろしくね!!

にほんブログ村
よろしければ、ブックマークを!

2017-05-28 Sun
島根県美保関にある美保神社は、全国3,885の恵比寿様の総本宮です。
恵比寿様は、漁業・商業を始め広く生業の
守護神であり、商売繁盛の御利益があります。
また、美保神社に祀られている神様は、
出雲大社の大国主命の子(恵比寿様)と
妻(三保津姫命)だそうで、両方お参りすれば
御利益が更に増し、願いが叶いやすくなると
言われています。
なお、参拝方法は、出雲大社が2礼4拍手1礼
ですが、美保神社は他の多くの神社と同様に、
2礼2拍手1礼です。
漁港の駐車場に車を止めただけで神聖な
空気を感じます。

遠くに大山が見えます。

まずは常夜燈をバックに記念撮影です。

一ノ鳥居です。

参道を進むと二ノ鳥居の手前右手に、廻船問屋や
北前船の船主等が浄財を出して掘った廻船御用水
通称「おかげ井戸」があります。

昔ひどい干ばつに見舞われた際、宮司が
美保大明神に雨乞いをしたところ、お告げが
あり、井戸を掘ったらコンコンと水が湧き出し
人々は助けられました。
そこで「おかげ井戸」と名付けられたそうです。
二ノ鳥居の前でゆずの記念撮影です。
ゆずは小さすぎて、まるで豆のようです。

ここで清めてから本殿に向かいます。


本殿に近づくに従って神聖さが増していきます。

回廊には、大鼕(おうどう)が置かれています。
1858年にけやきの大樹をくり抜いて製作された
大きな太鼓で、昔は鳥取城で登城の時を知らせる
太鼓として使用されていたそうです。

大鼕とゆずのツーショット。
ゆずは、結局こちらを向いてくれませんでした。

振返って見上げると般若がゆずを見ていました。

本殿は、総本宮にふさわしい荘厳な造りです。


「息子の縁結びと、ゆずがプードルの長寿の
ギネス公認記録(28年218日)を健康のまま
更新できるように」と祈願しました。
(参考)因みに、長寿世界一のギネス記録は
ラブラドールの29年193日です。
本殿の右手奥には、若宮社、今宮社と秘社が
合祀されています。(糺社御同座中というお札が
かかっていました。)
こちらでも同じ祈願をしました。

鳥居の横から延びる250mの青石畳通りは、
大正レトロが漂います。

通りの両側には、幾多の文豪が愛した老舗旅館、
北大路魯山人がその味を絶賛したという老舗の
太鼓醤油店をはじめとするお店、旧家が並びます。
まるで大正時代にタイムスリップしたようです。


与謝野鉄幹・晶子夫妻、高浜虚子などの文人・
墨客が宿泊した「福間館」は、1717年創業で
300年続く老舗旅館です。
(写真を撮り忘れました。末尾に福間館の
ホームページへのリンクを貼りましたので、
そちらをご覧ください。)
青石畳みの通りはゆずにとって歩きやすい
ようです。

ゆずは、ときどき立ち止まりながら、
大正レトロの風景を味わっていました。


息子の良縁とゆずの長寿の御利益が更に増す
ように、出雲大社も参拝することにしました。
僕の顔をポチッとよろしくね!!

にほんブログ村
福間館のホームページへ
よろしければ、ブックマークを!

2017-05-21 Sun
足立美術館は、今回で2回目になります。前回は帰路の途中で足早に閲覧した程度で
したので、今回はじっくりと日本美の極み
を味わうことにしました。

ペット同伴不可なので、残念ですが、
ゆずはここまでです。

ゆずが一人ぼっちになる時間を短縮するため、
息子を含め3人で、時間差で入場することに
しました。
足立美術館は、足立全康(アダチゼンコウ)氏に
よって、郷土への恩返しと島根県の文化発展
の願いを込めて、1970年に創設されました。

足立美術館は、米国の日本庭園専門誌
The Journal of Japanese Gardening による
庭園ランキングで2003年から連続して
庭園ランキング日本一になっています。

(2016年の受賞が決まり、現時点では、
14年連続受賞中です。)
5万坪に及ぶ6つの庭園があります。
どの庭園も毎日丁寧に掃き清められ、
常に美しさを保っています。
まずは、苔庭です。京風の趣があります。

足立美術館のメインの庭園、枯山水庭です。
とても雄大な庭園です。

亀鶴の滝が遠くに見えます。

亀鶴の滝にズームしてみました。
高さ15mの人口の滝ですが、迫力があります。

池庭です。こちらも調和と趣を感じます。

白砂青松庭は、横山大観の名作「白砂青松」を
イメージして造られた庭園です。

桂離宮、栗林公園、兼六園等の名庭園を凌ぎ
連続して庭園ランキング1位に選ばれている
理由が理解できます。

この庭の向こうには、京都桂離宮にある松琴亭の
面影を写して建てたお茶室 寿立庵があります。
苔を愛でながら一服いただけるそうです。
井の頭公園と蓼科湖にもあった北村西望氏の
「将軍の孫」ブロンズ像に会うことができます。

(北村西望氏は、日本を代表する彫刻家で、
代表作として、5年の歳月をかけて創作した
長崎平和祈念像があります。)
窓枠越しの庭園は、まるで絵画のようです。
しばし見入ってしまいました。
まずは、生の額絵です。管内の大きな窓が
額縁になっている定番スポットです。

順路途中には、こんな生の額絵も楽しめます。



生の掛け軸です。床の間の壁をくり抜いて、
庭園が掛け軸の山水画になっています。
ここも人気スポットのひとつです。


足立美術館は、足立翁が収集した横山大観の
作品(名作の紅葉や白砂青松等120点)を始め、
近代日本画(全1500点)を収蔵しています。
季節ごとに企画展が開催されて、毎回新たな
発見があります。
小茂田青樹、榊原紫峰、川村曼船、菱田春草など
多数の有名な日本画家の逸品揃いで、時間を
忘れて見入ってしまいました。
新館2階には、今後の日本画壇を背負う画家達の
受賞作など纏めて展示されており、それぞれの
豊かな個性が味わえます。
また、北大路魯山人や河井寛次郎らの陶芸
更には、木彫や螺鈿で彩られた漆芸など、
魅力ある美術品が展示されており、見どころ
満載で、1日中見ていても飽きることは
ありません。
なお、美術品の撮影は禁止です。
末尾掲載の足立美術館のホームページを
参照してください。
ランチは、喫茶室大観(水量豊かな池庭に
囲まれた喫茶室)でいただきました。

お勧めは、数量限定のビーフシチューのドリンク
セットです。

口に入れるとホロッとお肉がとろけます。
庭園を眺めながらのランチはお腹だけではなく
心も満たしてくれます。

全員戻ってから、ゆずに思いっきり散歩を
楽しんでもらいました。

僕の顔をポチッとよろしくね!!

にほんブログ村
足立美術館公式サイト
よろしければ、ブックマークを!

2017-04-16 Sun
明々庵に向かう ゆずの足取りは軽やかでした。

明々庵はこの階段を登りきったところにあります。

明々庵は、松江藩第七代藩主で茶人でもある
松平不昧公によって建てられた茅葺き入母屋造り
の茶室です。
東京の松平伯邸に移されていましたが、不昧公
150年忌を記念して、松江城を望む赤山に移築され
ました。
明々庵からは、目の前に松江城が望めます。

ゆずはこれ以上入れないので、交代で入りました。

門の向こう側には不昧公も愛でた庭園があります。

門をくぐると、正面には雪隠及び腰掛待合付中門が

庭園の延段は古庵「明々庵」の正面入り口まで
続いています。

中門をくぐると、古庵「明々庵」のにじり口側
に出ます。
茅葺き入母屋造りの茶室は趣と歴史を感じます。

にじり口から中を覗き込むと、二畳半台目茶室の
床の間に不昧公の直筆による「明々庵」の掛軸を
見ることができます。

正面入口から茶室の中を見ることができます。


(参考情報)
明々庵の名前の由来:
禅問答の「明々(メイメイ)たり百草頭(ヒャクソウトウ)
明々たり祖師意」に由来しているそうです。
明々とは明らかなことを言い、百草頭とは
森羅万象を意味します。
「明々たり百草頭」は「目の前に広がる現象
一つ一つが仏法の心理であり悟りである」
という意味だそうです。
この百草亭では、明々庵と庭園を眺めながら
銘菓とともにお抹茶がいただけます。
この日は、不昧公が好まれた三大銘菓である
三英堂の「菜種の里」(上)と彩雲堂の「若草」
(下)をいただきました。

不昧公の御膝元だけあって、松江には沢山の
銘菓があります。
因みに、三大銘菓のもう一つは「山川」
(紅白の落雁)だそうです。
百草亭から見る庭園はまるで絵画のようです。
ゆったりとした時の流れに心が洗われます。

この「百草亭」の掛軸の前に座り、心静かに
大変美味しく一服いただきました。

床の間には、明々庵の名前の由来になっている
「明々百草頭」の掛軸が掛かっています。
床の間の花入れは三島写しの花徳利です。

静かな明々庵を後にして、大山リゾート
ホテル旬香に向かいました。
(続きます。)
僕の顔をポチッとよろしくね!!

にほんブログ村
よろしければ、ブックマークを!

(参考情報)
不昧公150年忌の記念事業である明々庵の
移築は、島根県知事等を歴任された田部(タナベ)
家第23代当主 田部(タナベ)長衛門氏が中心と
なり実行されました。
また、同氏は田部美術館も設立しています。
百草亭の掛軸「百草亭」と「明々百草頭」は、
同氏の筆によるものだそうです。
2017-03-26 Sun
松江城からの眺めを堪能してから、松江城下を散策しました。
お目当ては、武家屋敷、田部美術館、小泉八雲
(パトリック・ラフカディオ・ハーン)の旧居と
明々庵(メイメイアン)です。
いずれもペット同伴不可のため、順番に交代で
入ることにしました。
まずは、松江城のお堀沿いに武家屋敷を目指し
ました。

木造の趣がある宇賀橋(ウガハシ)で記念撮影


堀川沿いは、情緒ある街並みが続きます。

ゆずも情緒を味わいながら歩いていました。


武家屋敷は残念ながら2016年10月1日から
リニューアル工事(完工:2018年3月末予定)
に入っていました。

隣接する田部美術館では、茶人しても知られる
第七代藩主の松平不昧(フマイ)公の愛蔵品や自作の
書、花入れ、茶杓などの自作の品など収蔵され
ています。
しかし、この日は休館日でした。次回入館したい
い思います。
民族学者で小説家・随筆家でもある小泉八雲
の旧居です。

小泉八雲といえば、耳無芳一、雪女やろくろ首
などの日本各地に伝わる伝説や幽霊話を独自の
解釈を加え文学作品集とした「怪談」が思い出
されます。

(八雲は松江、熊本、神戸、東京の4つの都市
に住みましたが、八雲が暮らした当時のまま
残っているのは、松江のこの旧居だけです。)
門をくぐると、高浜虚子の句碑があります。


「くわれもす 八雲旧居の 秋の蚊に」
昭和7年の秋に高浜虚子が訪れたときに詠んだ
句だそうです。虚子は一体何に見入って秋の蚊
に刺されてしまったのでしょうか?
小泉八雲は、蚊が大変嫌いで「人の暮らしを
不快にするために全力で襲来する」と語って
います。また、忌み嫌うべき蚊を題材にした
「蚊」という作品(「怪談」に収録)を執筆して
います。
居間に入ると、屏風が迎えてくれます。

居間からは西・南・北の三方に手入れが
行き届いた庭園を見ることが出来ます。

八雲は、朝昼晩と時とともに移り行く庭園の
姿に心を奪われていたに違いありません。



執筆に没頭した書斎です。


16歳のときに事故で左目を失明し、右目は強度
の近眼で晩年は右目の視力も衰え、この高い机で
ランプを赤々と灯し、原稿用紙に目を近づけて
執筆を行ったそうです。

書斎に面して、八雲がこよなく愛した北側の
庭園があります。


大小様々な自然の石と木々に水が森羅万象を
表現しまるで小宇宙のようです。
しばしこの庭に見入ってしまいました。

高浜虚子も、この庭に佇んで、蚊に刺された
のではないでしょうか。
この後、松平不昧公ゆかりのお茶室「明々庵」
に向かいました。

僕の顔をポチッとよろしくね!!

にほんブログ村
よろしければ、ブックマークを!

(参考情報)
武家屋敷:大手前駐車場から750m(徒歩9分)
武家屋敷へ
田部美術館:武家屋敷の隣
田部美術館へ
小泉八雲旧居:武家屋敷から150m(徒歩2分)
小泉八雲旧居へ
2017-02-19 Sun
松江城、城下町の散策及び“堀川めぐり”を楽しむならば、松江城大手前駐車場(松江市営の
有料駐車場、(普通車67台)が便利です。
駐車場の一角にはお蕎麦屋さんがあります。


暖かい出雲そばを食べてから松江城に入ることに
しました。
この席はペット同伴可能です。

一見立ち食い蕎麦屋のようですが、お蕎麦は出雲
から取り寄せているそうで、出汁もきいて美味しく
仕上がっています。

メニューが豊富で迷いましたが、
人気のアツアツの八雲そばを注文しました。

ゆずは、冷たい風を避けてケージの中で
お利口さんにしていました。

お蕎麦屋さんの隣は、“松江堀川めぐり”の船の
発着場となっています。



チケット売り場でペット同伴が可能か否か
聞いたところ、チケット売り場で貸し出すケージ
に入れれば同伴できるそうです。
(持参したケージでは同伴できないそうです。)
貸出し用のケージは中・小型犬用のようです。
風が強く冷たいため、“堀川めぐり”は、桜か
紅葉の季節に来たときのお楽しみとして
とっておくことにしました。
松江城の天守閣は国宝であるにもかかわらず、
ペット同伴が可能なペットにやさしいお城です。
但し、天主閣ではペットを抱きかかえるかケージ
やバッグなどに入れる必要があります。
また、天主閣内の階段は結構急峻ですので注意が
必要です。


馬溜(ウマダマリ)は合戦の際に城兵が待機する場所で
あり、とても広いスペースになっています。

ゆずは階段の上りが大好きです。



石垣も見どころの一つです。
松江城の石垣は、当時の石垣築城集団である
穴太衆(アノウシュウ)を招聘し、築いたそうです。
築城には5年の歳月がかかりましたが、そのうち
3年間は石垣に費やされたそうです。

チケット売場は、太鼓門跡、三之門跡、二之門跡の
先にあります。
二之門跡のところに、明治天皇の外出仮御所
として建てられた興雲閣(コウウンカク)があります。
木造2階建ての和モダンの建物です。


あと少しで天守閣です。

松江城の天主閣は、国内に現存する12の天主の
うち唯一の正統天主閣と言われているそうです。
天主閣をバックに記念撮影

国宝の天守閣は凛としています。

いざ、松江城天主に攻め入いらん!!

城内は最上階の天主を除き写真撮影は禁止です。
籠城用の井戸と生活物資の貯蔵倉庫、攻め入る
敵に石や熱湯を浴びせるための石落し、登城の
時を知らせる大太鼓、桐の階段、甲冑や武具、
貴重な史料、松江城下のジオラマなど見どころが
沢山あります。
(詳細は、松江城のホームページをご覧ください。)
天主からは、松江城下と宍道湖の風景が
広がります。




ゆずも大満足のようです。



僕の顔をポチッとよろしくね!!

にほんブログ村
よろしければ、ブックマークを!

国宝松江城ホームページ
2017-01-16 Mon
旅行初日は、中国山地が雪に見舞われ、高速道路では何箇所も検問が設置されていました。
松江道は雪に覆われ、一部の区間では吹雪いて
いましした。



日本海側では、どれだけ積っているのかと心配
しましたが、宍道湖SAは全く雪がありません
でした。
展望広場では眼下に宍道湖が望めます。

宍道湖をバックに記念撮影

宍道湖大橋のたもとから続く白潟公園に向かい
ました。

(白潟公園からの宍道湖大橋です。)
白潟公園は宍道湖に浮かぶ嫁ケ島を望む公園で、
遊歩道が整備され、また、夕日の絶景スポット
として知られています。


公園で一番大きなモニュメントで、記念撮影


嫁ケ島は宍道湖唯一の島で、嫁いびりにあった
女性がなくなった際に、水神様が島を浮かび
上がらせたという悲しい伝説が残っています。


遊歩道を県立美術館方面に歩いて行くと、宍道湖
を静かに見つめる2体のお地蔵様に出会えます。


背の高い来待石(キマチイチ)のお地蔵様が「袖師(ソデシ)
地蔵」で、少し小さい御影石のお地蔵様が
「石灰地蔵」と呼ばれています。
「袖師地蔵」は、船の難所であった嫁ケ島沖で
遭難が度々発生したため、遭難者を供養する
ために建てられました。
「石灰地蔵」は、シジミを焼いて石灰にする
場所に建っていたためその名がついたと
言われています。

(参考情報:来待石)
来待石とは、宍道町来待地区で産出される
1400万年前に形成された凝灰質砂岩で、
良質な石材として、伝統工芸品である
出雲石灯篭などの材料として用いられて
います。
嫁ケ島とお地蔵様は、宍道湖を代表する情景
の1つです。
嫁ケ島とお地蔵様の夕日は、日本夕日百選に
選ばれています。

僕の顔をポチッとよろしくね!!

にほんブログ村
よろしければ、ブックマークを!

(参考情報:駐車場)
白潟公園の駐車場は、10台程度のスペース
しかありません。
(写真:白潟公園駐車場)(小さいサイズで掲載)
満車の場合は次の駐車場が利用できるようです。
①松江市営白潟駐車場(135台)
公園から約300m離れた有料駐車場です。
②土日祝日おもてなし駐車場
(松江市役所の駐車場)
無料ですが、700m以上公園から離れて
います。
③島根県立美術館(夕日が見える美術館)
公園から約600m離れていますが、美術館の
湖畔側では宍道湖うさぎのオブジェに出会え
ます。湖から2番目のうさぎに触ると幸せ
が訪れると言われていますので、次回宍道湖
に行ったときは、触ってみようと思います。
島根県立美術館ホームページ