2015-01-19 Mon
「桃太郎」では旬の食材に、一手間も二手間もかけた絶品料理が堪能できます。
京都で修行を積まれただけあって、京風に
素材の甘味を繊細に引出すとともに、地元の
郷土料理の力強さも融合させた会席です。
まずは、初日のコースから紹介します。
名物の「源平焼き」から始まりました。
讃岐の良質な塩で新鮮な瀬戸内の魚介類を
焙炉で蒸した豪快かつ繊細な一品です。
この日は、鯛とエビがメインでした。
ふっくらとしたコラーゲンタップリの鯛を
焙炉の塩に付けて食べると、口の中一杯に
ふくよかな甘みが広がります。

蓋を取ると、

カンパチ、鯛、タイラギ貝のお造りです。
いずれも噛んだ瞬間に新鮮さが分かります。
冷酒によく合います。


牡蠣の南蛮、百合根入りの蕪蒸しと豚バラと
水菜の鍋物です。
牡蠣の南蛮は初めて食べましたが、目から
鱗の味わいです。
蕪蒸しは京都を感じます。お鍋は、豚バラ
の甘味と水菜の歯ごたえが融合した一品です。



ゆずは、いつもの通りマッタリでした。

デザートは、部屋まで運んでくださいます。
白桃のシャーベット、ヨーグルトのゼリーの
カスタードソース添えにイチゴとキュウイです。
会席料理でお腹一杯でしたが、デザートは
やはり別腹でした。デザートも研究されている
そうで、納得のお味です。これだけでも1階の
お店のメニューに加えていただきたいくらいです。
イチゴにも心配りの一手間が施されていました。

朝食は、1階のお店(茶屋)でいただきます。
奥には、人間国宝の方(名前をメモするのを
忘れてしまいました)の人形が展示されています。


朝食は、うどん専用の粉(讃岐の夢2000)を
使用した手打ちの讃岐うどんと盛り沢山な
御膳です。ご飯は、五穀米にしていただきました。


ゆずは、朝から爆睡でした。

2日目は雨となりましたので新屋島水族館を
ゆっくり楽しんでから宿に戻り、1階の茶屋で、
名物の「餡もち雑煮」をいただきました。
白味噌と餡の甘さが絶妙に調和した一品です。

2日目の会席は、ふぐがメインでした。
鳥のつくねと焙ったふぐの荒からも出汁が
でた最高のスープに、厚切りのふぐの身を
火を通しすぎない程度にしゃぶしゃぶして
いただきました。これまた、冷酒にバッチリ
合います。食べきれなかったふぐの身は、
〆の雑炊に入れていただきました。


鯛の薄造りと天ぷらです。


お腹一杯でしたが、出汁が最高で、
気付けば、雑炊を食べきっていました。

デザートは、抹茶のアイスクリームに
濃厚なイチゴソースがかかったイチゴの
ババロアがメインでした。ババロアは、
まるでイチゴそのものを食べているみたい
でした。

ゆずは、2日目の夕食時も夢の中でした。

施設も料理も心遣いも最高なお宿です。
今年の年末もお世話になりたいと思います。
ただ、「まさはる君が行く」で紹介された後は、
予約を取るのが大変難しくなるのではないかと
心配しています。
次回は、倉敷の町並みの散策をレポートします。
(続きます)
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