2017-05-28 Sun
ゆずは、今日もバルコニーで日光浴をしながら、瀬戸内海国立公園の虹ケ浜海岸(快水浴場
百選・日本の白砂青松百選)の風景を楽しんで、
マッタリしていました。

・・・がしかし、遠くに何かを見つけたようです。

ゆずが見つめる浜辺には、

何か小さな動物のようなものが・・・

ズームしていくと

何とゴジラが出現したようです。

近寄ってみると、流木で造られたゴジラのオブジェ
でした。

九州方面を見据えて、浜辺に佇んでいました。

マスコミ報道によれば、
「白砂青松」で知られる虹ケ浜海岸だが、
漂着ゴミや流木が押し寄せ、夏場は毎日
機械で清掃せざるを得ない状況にあり、
これを知った流木アートのクリエーターが
「海岸美化に関心をもってもらいたい」という
思いから約1ケ月をかけて流木でゴジラを
造ったのだそうです。
自然破壊に対いする抗議なのでしょうか、
夕日が笠戸島に沈みかける頃には、
怒りの炎をはき始めました。

完全に夕日が島陰に沈むと、
悲しげなゴジラのシルエットだけが・・・

5月一杯で撤去されるのが残念です。
このゴジラを見て、今年も光市民総出のクリーン・
アップ作戦に参加して、虹ケ浜の美化に努めようと
改めて思いました。
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2017-05-28 Sun
島根県美保関にある美保神社は、全国3,885の恵比寿様の総本宮です。
恵比寿様は、漁業・商業を始め広く生業の
守護神であり、商売繁盛の御利益があります。
また、美保神社に祀られている神様は、
出雲大社の大国主命の子(恵比寿様)と
妻(三保津姫命)だそうで、両方お参りすれば
御利益が更に増し、願いが叶いやすくなると
言われています。
なお、参拝方法は、出雲大社が2礼4拍手1礼
ですが、美保神社は他の多くの神社と同様に、
2礼2拍手1礼です。
漁港の駐車場に車を止めただけで神聖な
空気を感じます。

遠くに大山が見えます。

まずは常夜燈をバックに記念撮影です。

一ノ鳥居です。

参道を進むと二ノ鳥居の手前右手に、廻船問屋や
北前船の船主等が浄財を出して掘った廻船御用水
通称「おかげ井戸」があります。

昔ひどい干ばつに見舞われた際、宮司が
美保大明神に雨乞いをしたところ、お告げが
あり、井戸を掘ったらコンコンと水が湧き出し
人々は助けられました。
そこで「おかげ井戸」と名付けられたそうです。
二ノ鳥居の前でゆずの記念撮影です。
ゆずは小さすぎて、まるで豆のようです。

ここで清めてから本殿に向かいます。


本殿に近づくに従って神聖さが増していきます。

回廊には、大鼕(おうどう)が置かれています。
1858年にけやきの大樹をくり抜いて製作された
大きな太鼓で、昔は鳥取城で登城の時を知らせる
太鼓として使用されていたそうです。

大鼕とゆずのツーショット。
ゆずは、結局こちらを向いてくれませんでした。

振返って見上げると般若がゆずを見ていました。

本殿は、総本宮にふさわしい荘厳な造りです。


「息子の縁結びと、ゆずがプードルの長寿の
ギネス公認記録(28年218日)を健康のまま
更新できるように」と祈願しました。
(参考)因みに、長寿世界一のギネス記録は
ラブラドールの29年193日です。
本殿の右手奥には、若宮社、今宮社と秘社が
合祀されています。(糺社御同座中というお札が
かかっていました。)
こちらでも同じ祈願をしました。

鳥居の横から延びる250mの青石畳通りは、
大正レトロが漂います。

通りの両側には、幾多の文豪が愛した老舗旅館、
北大路魯山人がその味を絶賛したという老舗の
太鼓醤油店をはじめとするお店、旧家が並びます。
まるで大正時代にタイムスリップしたようです。


与謝野鉄幹・晶子夫妻、高浜虚子などの文人・
墨客が宿泊した「福間館」は、1717年創業で
300年続く老舗旅館です。
(写真を撮り忘れました。末尾に福間館の
ホームページへのリンクを貼りましたので、
そちらをご覧ください。)
青石畳みの通りはゆずにとって歩きやすい
ようです。

ゆずは、ときどき立ち止まりながら、
大正レトロの風景を味わっていました。


息子の良縁とゆずの長寿の御利益が更に増す
ように、出雲大社も参拝することにしました。
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2017-05-21 Sun
足立美術館は、今回で2回目になります。前回は帰路の途中で足早に閲覧した程度で
したので、今回はじっくりと日本美の極み
を味わうことにしました。

ペット同伴不可なので、残念ですが、
ゆずはここまでです。

ゆずが一人ぼっちになる時間を短縮するため、
息子を含め3人で、時間差で入場することに
しました。
足立美術館は、足立全康(アダチゼンコウ)氏に
よって、郷土への恩返しと島根県の文化発展
の願いを込めて、1970年に創設されました。

足立美術館は、米国の日本庭園専門誌
The Journal of Japanese Gardening による
庭園ランキングで2003年から連続して
庭園ランキング日本一になっています。

(2016年の受賞が決まり、現時点では、
14年連続受賞中です。)
5万坪に及ぶ6つの庭園があります。
どの庭園も毎日丁寧に掃き清められ、
常に美しさを保っています。
まずは、苔庭です。京風の趣があります。

足立美術館のメインの庭園、枯山水庭です。
とても雄大な庭園です。

亀鶴の滝が遠くに見えます。

亀鶴の滝にズームしてみました。
高さ15mの人口の滝ですが、迫力があります。

池庭です。こちらも調和と趣を感じます。

白砂青松庭は、横山大観の名作「白砂青松」を
イメージして造られた庭園です。

桂離宮、栗林公園、兼六園等の名庭園を凌ぎ
連続して庭園ランキング1位に選ばれている
理由が理解できます。

この庭の向こうには、京都桂離宮にある松琴亭の
面影を写して建てたお茶室 寿立庵があります。
苔を愛でながら一服いただけるそうです。
井の頭公園と蓼科湖にもあった北村西望氏の
「将軍の孫」ブロンズ像に会うことができます。

(北村西望氏は、日本を代表する彫刻家で、
代表作として、5年の歳月をかけて創作した
長崎平和祈念像があります。)
窓枠越しの庭園は、まるで絵画のようです。
しばし見入ってしまいました。
まずは、生の額絵です。管内の大きな窓が
額縁になっている定番スポットです。

順路途中には、こんな生の額絵も楽しめます。



生の掛け軸です。床の間の壁をくり抜いて、
庭園が掛け軸の山水画になっています。
ここも人気スポットのひとつです。


足立美術館は、足立翁が収集した横山大観の
作品(名作の紅葉や白砂青松等120点)を始め、
近代日本画(全1500点)を収蔵しています。
季節ごとに企画展が開催されて、毎回新たな
発見があります。
小茂田青樹、榊原紫峰、川村曼船、菱田春草など
多数の有名な日本画家の逸品揃いで、時間を
忘れて見入ってしまいました。
新館2階には、今後の日本画壇を背負う画家達の
受賞作など纏めて展示されており、それぞれの
豊かな個性が味わえます。
また、北大路魯山人や河井寛次郎らの陶芸
更には、木彫や螺鈿で彩られた漆芸など、
魅力ある美術品が展示されており、見どころ
満載で、1日中見ていても飽きることは
ありません。
なお、美術品の撮影は禁止です。
末尾掲載の足立美術館のホームページを
参照してください。
ランチは、喫茶室大観(水量豊かな池庭に
囲まれた喫茶室)でいただきました。

お勧めは、数量限定のビーフシチューのドリンク
セットです。

口に入れるとホロッとお肉がとろけます。
庭園を眺めながらのランチはお腹だけではなく
心も満たしてくれます。

全員戻ってから、ゆずに思いっきり散歩を
楽しんでもらいました。

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