2020-03-27 Fri
石川県には漆器産地が3箇所あります。「木地の山中」「塗りの輪島」「蒔絵の金沢」
伝統工芸「山中漆器」で有名な山中温泉は
原木を椀や蓋物、箸などに削り出す木地師の
里です。
山中漆器は木目を生かした漆器であり、茶の湯
のわびさびに通じる風合いがあります。
我が家で愛用しているお抹茶用の棗(ナツメ)は
山中漆器です。

温泉街は歴史を感じる街並み。
なぜか片岡鶴太郎工藝館もあります。

裏道に入ると、昔の消防車が展示されて
いました。

駐車場から歩くこと5分で「あやとりはし」に
到着

本当にあやとりのように曲がりくねった橋です。

ゆずは渡る気満々

下から見上げるとこんな感じです。

ここから鶴仙渓沿いの遊歩道を散策しつつ
約1㎞先の「こおろぎ橋」を目指しました。
川床ではお抹茶が楽しめます。


ゆずの足取りは軽快そのもの



1㎞を歩き切った処には、目的の「こおろぎ橋」
でも、改修工事のため残念ながら立ち入り禁止

あきらめて坂道を上ると「茶屋むげん」が

お店のオーナーはとっても親切。
「裏側からこおろぎ橋が見下ろせますよ。
ご自由にどうぞ!!」とおっしゃってくれました。
上から見たこおろぎ橋です。

店内では色々な山中漆器が売られており、
欲しかった少し大きめなお椀を思わず買って
しまいました。

茶屋むげんからさらに上ると、県指定文化財の
無限庵があります。


無限庵は、加賀藩家老の横山家の書院を
移築したもので、当時の調度品や茶道具など
が展示されています。
帰り道でもゆずは元気げんき!


往復2㎞を歩ききりました。
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2020-03-06 Fri
石川県志賀町の増穂浦海岸(サンセットヒルイン増穂)はさくら貝が打ち寄せる浜辺として有名
であり、鎌倉の由比ガ浜、紀州の和歌浦と
ともに、日本三大小貝の名所になっています。
1989年には、全長460.9mのベンチが世界一
長いベンチとしてギネスブックに掲載されました。

さくら貝の浜辺と世界一長いベンチに行かれる
ときは、道の駅とぎ海街道が便利です。

道の駅の裏手の堤防を上るとさくら貝の浜辺を
一望できる世界一長いベンチのほぼ中央に
出ます。

右を見ると

左を見ると

日本海に沈む夕日が見られる名所でもあり、
特にカップルにお勧めです。
風と波のせいか誰も見当たらず、私たちだけの
ベンチになりました。
散歩中のゆずの姿はまるで豆粒のようです。

サンセットヒルイン増穂は、多くの人に「日本海に
沈む夕日を楽しんでほしい」という地元の方々の
思いから、延べ830人のボランティアにより
作られたそうで、世界一長いベンチの後ろに
ボランティアの方々の手形が飾られています。


ここは、昭和の名曲「岸壁の母」のモデルと
なった端野いせさんの出身地であり、戦争の
つらい記憶を風化させないために、ほぼ中央
付近に岸壁の母碑が建立されています。


端から端まで散策してからベンチに座って一休み


残念ながら、打ち寄せる波が高くて、さくら貝を
拾うことはできませんでした。
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